2017年の練習および試合がすべて終了したので、今年の戦績をグラフにしてみましょう。

graf

それシュテフィ・グラフ。

 

シングルス練習試合 0勝4敗 勝率0.000

シングルス公式戦 0勝0敗 勝率なし

ダブルス練習試合 35勝20敗 勝率0.636

ダブルス公式戦 29勝26敗 勝率0.527

総計64勝50敗 勝率0.561
graph2017
合計114試合。肘痛でまともにプレイできなかった昨年に次いで少ない試合数ですが、毎年の目標である50勝50敗をぎりぎりでクリアできました。
シングルスの公式戦出場は無し、練習試合も4回だけで全敗でしたが、シングルス練習ができる状態まで肘が回復しただけでも収穫と言えましょう。

代わりにダブルスの練習試合が34→55試合と増加、公式戦は58→55と現状維持。肘の回復に伴って試合数は確保できました。
しかし冬季の練習が全くできなかったため春先の出遅れが目立ち、全体的に勝率はやや低下。その原因をさらに詳しく分析するため、ショット別に振り返ってみましょう。

【サーブ】
7月から必殺マグロサーブを練習、これを習得したことでフォルトが激減しました。しばらくは薄いグリップに違和感があり球威もスピン量もコントロールも全て落ちていましたが、10月頃には以前と変わらず打てるようになりました。1stサーブ確率UP、ダブルフォルト撲滅というメリットだけが残った大成功と言えます。

【リターン】
冬季の練習不足が災いしてか、シーズン中はずっと不調。後で考えるとストロークのようにテイクバックが大きかったこと、下から擦り上げてスピンをかけようとして面が安定しなかった事が原因と思われます。シーズン終盤、ステップインして軽く面を合わせる感覚を思い出してからは復調しました。
肘を痛めてから両手に変えたバックハンドリターンはまだ初級者レベル。両側フォアの持ち方にグリップを変えてから少し掴んできたかも?

【ボレー】
ボレーの技術自体は変化なし。ただし前衛時の意識改革が進み、ポーチでの得点と相手リターナーに与えるプレッシャーは増していると思われます。
厚かったグリップはただいま絶賛改良中。これの習得が進めばさらに守備範囲や決定力が良化する・・・予定です。

【ストローク】
今年勝ちきれなかった最大の原因がこれ。片手から両手に変えたバックハンドは仕方ないとしても、フォアが打ち切れず勝負になりませんでした。
すべては練習不足が原因なのですが、球威が出ないから強く打とう、ボールが沈まないからもっとスピンをかけよう、と腕に力が入ってさらにミスが重なる悪循環でした。私の生命線はフォアストロークなので、これが入らなければ話になりません。
秋以降ラケットを285g→300gに戻し、擦り上げるようになっていた軌道をややフラットに戻し、強打できるボール以外は緩く足元に沈めることを意識してようやく復調してきました。


このように2017年は春先の出遅れを取り戻せず、納得できるプレイができないままシーズンを終えましたが、その中で「A級タイトル獲得」「テニスエルボー完治」という相反する目標を2つとも達成したことは評価して良いでしょう。
終盤には身体も技術も状態が上がってきたこと、両手バックハンドやボレーのグリップ改良に挑戦していることからも、来年に期待が持てる年末と言えます。肘痛でボールを打つこともできなかった昨年末とはだいぶ違いますね。


そんなわけで2018年は・・・

両手バックハンド習得
フルマラソン完走


を目標とします。

目標が低くなってる?テニスと関係ない?
いやいや、目先の結果を求めるよりも先を見据えるべきと考えたのです。
弱点であったバックハンドが改善できれば自ずと勝てるようになるでしょうし、フルマラソン完走できるくらいの体力があればそれを基に戦術を立てられます。
「全日本ベテラン出場」という生涯目標に向けて、遠回りに見えても着実に歩を進めていきますよ。