本日の練習、参加者12名。
午後からの雨模様で開催が危ぶまれた割にはたくさん来てくれましたね。

ちょうどダブルス3組の人数だったので、後半はダブルス祭り。バコバコ打ちまくる若者と上級者を隔離して、のんびりミックスダブルスを楽しむことにしました。
初級者や女性とダブルスする時は、基本的にひたすら繋ぎます。相手がミスするかコースを変えるまで待ち、こちらのペアにボールが回ってくればOK。相手のエラー以外でポイントを取るのはロブかドロップボレーのみです。このような「技術でやられた感」があるショットを決めて見せれば、女性の私にもできるんじゃないか、やってみようという気になるのではないか・・・という期待を込めているのです。

手加減するようなダブルスをしていると、よく「練習にならないでしょ?」と言われますが、そんな事はありません。初心者の予測できないボールに対応するのは実戦で役立ちますし、遅いボールに対して体勢を崩さず的確に捕らえるのは難しいものです。
私が特に楽しいと思うのは、コートにいる4人の力関係と得意・不得意を見極めて、みんな気持ちよくプレイしながら接戦に誘導することです。これも実は試合に必要な能力で、相手との力関係がわかれば無用なリスクを避けたり、逆に無理をしなければ勝てないのかが判断できるようになるでしょう。

無駄な練習になるか有意義な練習になるかは、相手ではなく自分次第です。
今日も黄色いボールを打てたことに感謝して眠ることにしましょう。