1000勝1000敗への長い長い道のり

北見市のテニスサークル「テニスチーム弾丸」スタッフのブログです。 当サイトはリンクフリーです。リンク、コメントなど歓迎致します。

2017年11月

一昨年来のテニスエルボーから順調に回復中です。
痛みが出始めた頃に治療を始めれば良かったのですが、こんなもの痛みのうちに入らねえ!気合と根性で治すぜ!と、むしろそこで無理をしてしまったので長引くことになりました。自分の年齢も考えなければいけませんね・・・。

一時はペットボトルの蓋を開けたり紙ファイルをつまみ上げるのも辛かったのですが、昨年の冬から練習回数を減らして、色々な人からアドバイスを頂いて回復に至りました。その中で効果があったものを書き出してみますよ。


ドクターエルボー装着
テニスエルボー用の治療器具を装着してみたところ、明らかに肘への衝撃が減りました。もちろん衝撃を100%吸収してくれるわけではないのですが、10の痛みを2~3程度に緩和してくれるので練習を続けることができました。
簡易版も各種市販されているようなので、症状に合わせて選ぶと良いでしょう。

練習後のアイシング
練習後できるだけ早いうちに氷などで患部を冷やすようにしました。炎症がすぐ治まるのか、ダメージの蓄積を抑えてくれたと思います。
コールドスプレーなどで瞬間的に冷やすのではなく、氷嚢などで10分以上冷やすと効果があるようです。何もなければ流水に当てておくだけでも良いでしょう。

サポーター
人や物にぶつかるなど、肘が何かに触れるだけで悶絶するので、とにかく保護します。
高価なスポーツ用の締め付けるものではなく、100円ショップやドラッグストアで売っているもので充分です。


ベテランと言われる年齢でテニスが強いと言われる人は、肘、肩、手首、腰、膝、足首など、どこかしら痛めた経験があるようです。
それだけたくさん練習したからこその強さなのでしょうが、怪我をして練習できなくなってはかえって上達が遅くなってしまいます。これからは自分の体と相談しながら練習しますよ。

もう私も若くはないからのう。ごほごほ。

薄いグリップでボレー練習をしてみましたよ。
サーブとボレーについて、ミスターXから「今のグリップではこれ以上上達しない」と言われていましたからね。
サーブは今年の春から取り組んである程度成果が出たので、次はボレーです。
一昨年も取り組んでみたのですが、やはりバックボレーがうまくいきません。上に打ち上げてしまったり、身体が前に傾いてしまったりと、普通にラリーができないほどです。

講習会などで初心者の方々に「グリップは包丁を持つ持ち方なんですぅ~」とか「後から直すのは大変だから最初に慣れておきましょう」とか言っておいて、このザマですよ。最初に楽をしてしまったから今になって苦労しているのです。


でもね、別の方法もあると思うのです。大魔神から「両手バックボレーにしちゃったらどうですか?」というアドバイスを頂いたことがあるので試してみましたよ。
もちろんいきなり上手くはいきません。打点が前になってしまうし、どのくらい面を上に開いていいかわからないし、打球が左に切れていきます。インパクト時にラケットを身体に向けて引いてしまっているのでしょうかね?

ラリー練習で使うのは相手に申し訳ないのですぐ片手に戻しましたが、これも少し続けてみようかと思います。痛めている肘にかかる負担も少なくなるでしょうし、まだ慣れない両手バックハンドストロークにも良い影響があるかもしれないし、なにしろバックでドライブボレーが打てますからね!


いろいろ試してみて、結局うまくいかなくて、元に戻しても良いのです。自分で考えて練習したことは無駄にはなりません。
しばらくラリー練習で迷惑をかけるかもしれないけど、ちょっち付き合ってね!すぐ上手くなるから!

ミスターXのテニスサークル「ポリマー」の練習会、略して「ポリ練」に行ってきましたよ。

ポリ練は決して初心者お断りではないのですが、もし初級者が参加したらまず泣きますね。
道東では名の知れた人達ばかりが揃って、ボールを拾う間も惜しんでひたすらラリーしています。体力に自信があるY原さんや私でもラリーが続くと少々辛いくらいです。


このレベルの相手と打ち合っていると厳しいボールが多く、色々気付かされることがあります。

まず私はストロークラリーのとき無駄な動きが多いですね。先述の通り体力には自信があっても、バタバタした足取りで落ち着きなく常に動きまわっているので、エネルギーロスが多くて疲れます。自分の打球から相手の打つコースを予測して、余裕を持って待っていなければなりません。

それからリターンのコツを思い出しました。一歩前にステップインして捕らえると、ラケットを振り回さなくても強いリターンが返ります。相手前衛との距離が近いぶん、ポーチにも捕まりにくいと思います。最近の私は強いリターンを打とうとしてラケットを振り回していたことで、当たり損ねが多かったのでしょう。

2時間の練習の中にたくさん収穫がありました。これらを元に次の練習に活かしていきますよ。


さて、肘の具合が良くなったので以前使っていた300gのラケットに戻し、それでも痛くならないので調子に乗ってポリガット張ってみよう!と張替えをお願いしたら、みんなに全力で止められました(・∀・;)

わかったよ、わかりましたよ。ナイロン張りますよ。
せっかくロールで買ったポリガットあるのになー・・・いつ使えることやら。

日曜日の練習から、以前使っていたラケットに戻してみましたよ。
複数の人から「フレームが硬くて肘を痛めやすいかも」「良いラケットだけど少し打ったら肘が痛くなった」と言われて封印していたのですが、テニスエルボー完治とはいかないまでもかなり良くなったので解禁してみたのです。

やはり良いですね。白帯に掛かるかな?と思った打球がネットを超えていくし、軽く足元に落とすショットもイメージ通りに打てました。思い切りひっぱたくようなショットはまだ安定しませんが、少し練習すれば使えそうです。
それから、リターンやストロークでの引っ掛けるようなフレームショットが少なくなりました。インパクト時のラケット面が安定している気がします。
これらはもちろん最近使っていたラケットが悪いのではなく、上手く使いこなせていない自分の技術が問題です。ラケット重量が285gと少し軽めだったことも影響していたのかもしれません。

ラケットなんて網に棒がついていればいいとか言っていた私が、少しは道具の大事さが分かってきたのでしょうか。
いや、自分がヘタクソなのを道具のせいにしてるだけかも(・∀・;)

マラソン大会に興味が出てきました。
いや、元陸上部だし特に意味もなく走るし、長い距離を走ることに抵抗はないのですが、大会となるとお金を払ってただ走るだけ?という消極的な思いがあったのです。

でもY永さん、鉄人しもさん、Cかさんなど身近なテニスプレイヤーでマラソン大会に出場している人達がいて少し話を聞いてみたところ、チェックポイントで開催地の名物が食べられたり参加賞が充実していたり、完走証がもらえるなど色々楽しめそうなイベントに思えてきました。
私でも少し頑張ればハーフくらい完走できそうだし、何より基礎トレーニングのモチベーションUPにつながりますからね。もし完走できれば、トレーニングさぼらなかったよ!という自信にもつながりそうです。

もちろんマラソンランナーに転向するわけではなく、あくまでテニスのためのトレーニングとしてです。
特にシングルス、それも8ゲームマッチや3セットマッチとなると体力が勝敗に関わる割合が高くなってくるでしょう。
体力に自信があれば長いラリーを嫌がることもなくなるし、相手が持久戦を嫌がるようなら敢えて長い試合にするなど、戦術に組み込むこともできます。最後まで身体のバランスを崩すことなく打てるという利点もありますね。


等々、テニスとマラソンの親和性は非常に高いのではないか?と考えるに至ったのです。
やはりスポーツは心・技・体すべてが揃わなければ強くなれません。この一歩は全日本ベテランに通じていると信じて走り続けるよ!

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