2018/7/1 ヨネックス杯テニス大会
2勝2敗 今季41勝28敗 通算577勝352敗


●2-6 予選リーグ第1試合

第1シードSちゃん。対戦はもう今年何回目だろう?数えるのが面倒になってきた・・・。
この試合のテーマは「ミスを限界まで減らすこと」。先日の北北海道選手権で自分からは絶対攻撃せずに粘り勝っている方がいたので、もしかしたら自分に合っているかも?新しいテニスが見えてくるかも?と試してみた。
ダブルフォルト無し、リターンミス無し、ラリー中のエラーも4~5回程度と、ほぼ目標は達成した。だが展開はというと一方的に攻められ、自分のチャンスボールは攻めきれず、次第にコート中央にボールが集まってしまい・・・と、良いことはほぼ無かった。
相手も多少打ちにくそうにはしていたが、おそらく全くプレッシャーを与えていなかったと思われる。0-5からボールを散らすように意識して2ゲームを奪っただけの完敗。


○6-5 予選リーグ第2試合

弾丸主力メンバーかつみんと公式戦初対戦。
強打が売りのかつみんなら第1試合と同様の戦術でうまくいくだろうか?と考えたのが大間違い。先程よりさらにコート中央にボールが集まってしまい、またしても一方的に攻め込まれることになった。
意外と丁寧に攻められて中盤1ブレイク先行され、立て直そうとするが今更強く打ってもコートに入らず、余裕で決まるようなスマッシュまで当たり損ねてカウンターを食らい、どうしようもないので粘るしかなくなった。
しかし終盤かつみんが勝ちを意識したのか、4-5あたりから急にエラーが多くなってきた。じゃあ遅いボールでミスを誘うよ、とひたすらラリーを続けて逆転。戦術ミスで追い詰められた試合を最後に戦術を戻して勝つという珍しい形になった。


○6-4 決勝トーナメント1回戦

今年高校を卒業してポリマーに入会したというS君。最後にこの情報が勝敗を左右することになる。
サーブもストロークも綺麗なスピンがかかってなかなかの球威もある、コントロールも良くチャンスボールは左右コーナーに入れてくる、「けれん味のない」テニスを展開してきた。
こちらは予選リーグ2試合の反省を活かして、普段通り自分から打っていくテニスに切り替えた。適度なスピンとスピードで気持ち良い打ち合いになり、お互いにサービスキープを続けて2-3。第6ゲームも特段変わったことはなかったが、ストロークがやや浅くなったところで先手を取られ、ラブゲームであっさりブレイクされてしまった。
2-4か、次をキープされると苦しくなるな。確か高校を卒業したばかりだよな?遅いボールを打たせてみようか、と作戦を変更。相手のストロークエラーが目立ち始めた。
さらにはバックハンドスライスを打つとき身体が前に突っ込んでいたので、苦手と見てバックのスライスラリーに誘導。やはりここでも連続してミスが出た。
こうなればもう気持ち良いストロークラリーなどしてあげない。深さと高さ、スピン量を変えた遅いボールでミスを誘って逆転。まともに打ち合っては負けていたかもしれない。


●3-6 準決勝

第2シードK浪君。正面から打ち合える相手ではないが、粘ってどうなる相手でもない。
球威があるのでストローク戦で押し込まれた上に、おそらく雨で滑る足元を計算に入れたドロップショットを多用してきた。
ようやく自分の調子も上がってきて、サーブのスピードを変えたり、ストローク戦で打ち負けながらも拾って決定打をミスさせたり、互角とは言えないが何とか戦える。K浪君のサービスゲームはどうしようもなく、自分のサービスゲームは40-40からようやくキープ、を繰り返して2-2。
だがとても均衡と言えるような状態ではなく、ラリーでは常に先手を取られて左右に振られ、ポジションを下げるとドロップが来る。実力差を考えると1ブレイク差の3-6は上出来と言えるかもしれないが、今後は対策を考えておかなければならない。



A級男子優勝は決勝でK浪君を破ったRK君、A級女子はともちん、B級男子優勝はTKDさん。弾丸からはF瀬さんがB級男子にて準優勝を飾りました!

今日の私は新しい戦術を試してみたところ大ハズレで、相手を調子づかせたどころか自分のテニスができなくなってしまい苦しい1日となりました。
ただ決勝トーナメントに入ってからは調子を取り戻し、1回戦では途中からまた遅いペースに戻すことで逆転できたことを考えると、全くの無駄だったわけではなく使いどころ次第と言えるでしょう。
あとは普段の練習から緩いボールを使って精度を上げていくこと、しっかり打ち込みながらラリーの途中でペースを変えること等を意識していけば、戦術の幅が広がるはずです。

よし、今日は苦戦しただけに成長のヒントが見つかりましたよ。あとは練習練習!