本日は練習予定なし。吹雪のためトレーニングにも行けません。
ではヒマなのでクソゲーの話でも。
移転前のブログにて、私が愛するクソゲーといえば「バンゲリング・ベイ」であると紹介したことがありますが(該当ページはこちら)
私がどうしても愛せないクソゲーもあります。
PlayStation2 「スターオーシャン3 Till the End Of Time」
このスターオーシャン3、大手ゲーム評論サイト「ゲームカタログ」では、「クソゲー」ではなく「賛否両論」という判定になっています。その通りユーザー間で大きく評価が別れる内容となっており、私も異論ありません。
しかしその「大きく評価が別れる」部分が絶対に許せないのですよ。
その私から見ても、このゲームは歴史に残る名作になった可能性があります。
まずは美麗なグラフィック。フィールドも戦闘画面も作り込みが細かく、3Dキャラがサクサク動いてくれます。
そのグラフィックを活かした戦闘システムは特に評価が高く、キャラ毎に異なる技が派手なエフェクト付きで動き回り、アクション性も高くプレイヤーの腕次第では性能差を跳ね返すこともできる絶妙なバランスでした。
そしてキャラクター。3Dアニメ調のデザインは好評であり、戦闘シーンだけでなくちょっとした動作もキャラの特徴を表しています。キャラ付けもかぶらずベタすぎず良い匙加減で、キャラが立っているので会話も自然です。
しかし、しかしだ。シナリオ、お前だけは許せん。
正確には序盤~中盤のシナリオは優れているのですが、終盤の展開だけが問題なのです。
この「スターオーシャン」シリーズはSFファンタジーな世界観で、今作は主人公がリゾート惑星において武装勢力の攻撃を受け、脱出ポッドで未開の惑星に不時着するところから始まります。
主人公は文明が進んだ星の出身なので高度な知識があるのですが、「未開惑星保護条約」という法律によってその星に深く干渉することができない、しかし目の前に危険に晒されている人々がいる、脱出ポッドも直さなければ帰れない、という設定で物語が進んでいくのです。
中盤以降は無事に脱出ポッドを修理した主人公がいくつかの星を巡り、序盤で離れ離れになった幼馴染と再会し、仲間と知り合い、この星の海を脅かす敵と遭遇し、と段階的に舞台が広がっていき・・・
いいじゃないの、このまま綺麗に終われば歴史に残る名作じゃないの。と終盤を迎えたところに特大の落とし穴が待っていました。
「主人公達がいるのは、実は他の世界で作られたゲームの中の世界でした^^」
・・・・・・(゚Д゚)ハァ?
そして主人公達は他の世界側で実体化し、ゲームの開発者に会いに行きそれを倒す・・・という超展開で幕を閉じるのです。
これはねー・・・。それまで非常に楽しく遊んでいたところから突き落とされたぶん奈落は深く、最終盤はもう溜息をつきながら操作していました。とりあえずクリアはしなければ批評もできまい・・・と惰性のみでボタンを押していましたね。
いや、上の文では説明不足ですよ?主人公達がいるのはゲームの世界というより「シミュレーテッドリアリティ」と言うべき世界であり、その世界の中で独自に発展したキャラクター?人々?は現実の人間と変わらないほどの存在となっている、という設定らしいです。
でもね。いくらそんな説明をされても、今まで主人公達に感情移入して楽しんできた世界を「これ全部ゲームの中の世界でした^^もちろん前作も前々作もです^^」と言われたらコントローラーをぶん投げたくもなります。
大体こんなオチは物語を書く上で忌避される「夢オチ」のようなもので、少しゲームをかじった人なら誰でも一度は考えるものです。それをこの名作候補でやってしまってはいけませんよ。
そんなわけでこの 「スターオーシャン3 Till the End Of Time」、終盤のシナリオ展開が許せるかどうかで名作かクソゲーか綺麗に評価が分かれる作品であり、私は絶対に許せないクソゲー派です。
それでは最後はPlayStation2(コメントにより3/4修正)スーパーファミコンの名作「ロマンシング・サガ2」のラスボス、七英雄の台詞で締めくくりましょう。
・・・・許さん・・・・お前だけは・・・・
ではヒマなのでクソゲーの話でも。
移転前のブログにて、私が愛するクソゲーといえば「バンゲリング・ベイ」であると紹介したことがありますが(該当ページはこちら)
私がどうしても愛せないクソゲーもあります。
PlayStation2 「スターオーシャン3 Till the End Of Time」
このスターオーシャン3、大手ゲーム評論サイト「ゲームカタログ」では、「クソゲー」ではなく「賛否両論」という判定になっています。その通りユーザー間で大きく評価が別れる内容となっており、私も異論ありません。
しかしその「大きく評価が別れる」部分が絶対に許せないのですよ。
その私から見ても、このゲームは歴史に残る名作になった可能性があります。
まずは美麗なグラフィック。フィールドも戦闘画面も作り込みが細かく、3Dキャラがサクサク動いてくれます。
そのグラフィックを活かした戦闘システムは特に評価が高く、キャラ毎に異なる技が派手なエフェクト付きで動き回り、アクション性も高くプレイヤーの腕次第では性能差を跳ね返すこともできる絶妙なバランスでした。
そしてキャラクター。3Dアニメ調のデザインは好評であり、戦闘シーンだけでなくちょっとした動作もキャラの特徴を表しています。キャラ付けもかぶらずベタすぎず良い匙加減で、キャラが立っているので会話も自然です。
しかし、しかしだ。シナリオ、お前だけは許せん。
正確には序盤~中盤のシナリオは優れているのですが、終盤の展開だけが問題なのです。
この「スターオーシャン」シリーズはSFファンタジーな世界観で、今作は主人公がリゾート惑星において武装勢力の攻撃を受け、脱出ポッドで未開の惑星に不時着するところから始まります。
主人公は文明が進んだ星の出身なので高度な知識があるのですが、「未開惑星保護条約」という法律によってその星に深く干渉することができない、しかし目の前に危険に晒されている人々がいる、脱出ポッドも直さなければ帰れない、という設定で物語が進んでいくのです。
中盤以降は無事に脱出ポッドを修理した主人公がいくつかの星を巡り、序盤で離れ離れになった幼馴染と再会し、仲間と知り合い、この星の海を脅かす敵と遭遇し、と段階的に舞台が広がっていき・・・
いいじゃないの、このまま綺麗に終われば歴史に残る名作じゃないの。と終盤を迎えたところに特大の落とし穴が待っていました。
「主人公達がいるのは、実は他の世界で作られたゲームの中の世界でした^^」
・・・・・・(゚Д゚)ハァ?
そして主人公達は他の世界側で実体化し、ゲームの開発者に会いに行きそれを倒す・・・という超展開で幕を閉じるのです。
これはねー・・・。それまで非常に楽しく遊んでいたところから突き落とされたぶん奈落は深く、最終盤はもう溜息をつきながら操作していました。とりあえずクリアはしなければ批評もできまい・・・と惰性のみでボタンを押していましたね。
いや、上の文では説明不足ですよ?主人公達がいるのはゲームの世界というより「シミュレーテッドリアリティ」と言うべき世界であり、その世界の中で独自に発展したキャラクター?人々?は現実の人間と変わらないほどの存在となっている、という設定らしいです。
でもね。いくらそんな説明をされても、今まで主人公達に感情移入して楽しんできた世界を「これ全部ゲームの中の世界でした^^もちろん前作も前々作もです^^」と言われたらコントローラーをぶん投げたくもなります。
大体こんなオチは物語を書く上で忌避される「夢オチ」のようなもので、少しゲームをかじった人なら誰でも一度は考えるものです。それをこの名作候補でやってしまってはいけませんよ。
そんなわけでこの 「スターオーシャン3 Till the End Of Time」、終盤のシナリオ展開が許せるかどうかで名作かクソゲーか綺麗に評価が分かれる作品であり、私は絶対に許せないクソゲー派です。
それでは最後は
・・・・許さん・・・・お前だけは・・・・